日記 journal
偶然の組み合わせ
アップサイクルのペンダントライト
不要になったものをもう一度原料にして使用するのをリサイクルと言いますがアップサイクルとは「創造的再利用」、要するにアイデアでより素敵なものにして再利用しようと言うことです。
今回作ったのはペンダントライト
これ、元はレンジフードの中にある換気扇です。
レンジフードを掃除するときに見他ことがあるかもしれません。
これが回転して排気をするのですがモーターが壊れてフードごと取り替えた時に面白い形なので手元に置いておいたものです。
油汚れを取り除くのが一番大変でしたが元々の取り付け穴が約1センチで照明器具を作る際に開ける穴と同じ大きさだったので他の加工はほとんど無し。
綺麗に塗装して配線して照明器具にしました。
照明器具はいくつも制作しているのでそこはお手のものです。
玄関前の風除室の照明を取り替えたかったのでこれにしました。
スリット構造でできる影がいい感じです。
多分このパーツは年間にたくさんの数が廃棄されていると思います。
こんな素敵なペンダントライトになりますよ。
これ創造的再利用になっているでしょうか?
アップサイクルのお話でした。
草刈りで思う日本は資源大国
今日は早朝から田んぼの水源となる溜池の土手草刈りがありました。
その溜池の水を利用する田んぼの人たちが集まっての共同作業です。
私たちの田んぼの溜池の水源は八ヶ岳の小淵沢にある大滝湧水、由緒ある湧水です。
湧水はそのままでは冷たくて溜池に貯めることで水温上昇が得られるという利点もあります。
約2ヶ月前、3月下旬には木々も緑はなく足元も春先の山菜などが芽吹いているだけでした。
でも今日は草丈も伸びて一面の緑色。
刈り払い機で刈りながら思ったことは、世界には草木も生えないような土地が存在しているというのに少しほっておくだけでこんなにも草木が生えてくる土地は貴重だよな。
そんな土地はある意味資源だと思う。
そう考えると日本は資源大国なんだと。
地下資源が豊富にあることに囚われすぎていないか、地表資源という考え方ができれば世界でもトップクラスの資源大国と自慢できる。
湧水という地表に湧き出た水を水路を作り行き渡らせた田んぼの連なる景色は地表資源を余すことなく有効に使った先人たちの残したものです。
タネをおろせば作物が収穫できるそんな恵まれた資源に囲まれていることに気づければ景色も違って見えるでしょう。