日記 journal
2024-05-26 08:32:00
草刈りで思う日本は資源大国
今日は早朝から田んぼの水源となる溜池の土手草刈りがありました。
その溜池の水を利用する田んぼの人たちが集まっての共同作業です。
私たちの田んぼの溜池の水源は八ヶ岳の小淵沢にある大滝湧水、由緒ある湧水です。
湧水はそのままでは冷たくて溜池に貯めることで水温上昇が得られるという利点もあります。
約2ヶ月前、3月下旬には木々も緑はなく足元も春先の山菜などが芽吹いているだけでした。
でも今日は草丈も伸びて一面の緑色。
刈り払い機で刈りながら思ったことは、世界には草木も生えないような土地が存在しているというのに少しほっておくだけでこんなにも草木が生えてくる土地は貴重だよな。
そんな土地はある意味資源だと思う。
そう考えると日本は資源大国なんだと。
地下資源が豊富にあることに囚われすぎていないか、地表資源という考え方ができれば世界でもトップクラスの資源大国と自慢できる。
湧水という地表に湧き出た水を水路を作り行き渡らせた田んぼの連なる景色は地表資源を余すことなく有効に使った先人たちの残したものです。
タネをおろせば作物が収穫できるそんな恵まれた資源に囲まれていることに気づければ景色も違って見えるでしょう。