Journal
日常を切り取ったり、考えたこと、感じたこと。
2023.4.16 お米の苗床づくり(自然農の田圃)
自然農の田圃の仕事も24年目
作業自体は手慣れて入るけれど前年の反省や新しい工夫など毎年新しい気持ちで取り組んでいます。
前もって作業しておいた苗床。今日は表面を平に慣らして籾を蒔き覆土します。
その上に自作の籾殻薫炭を被せ保温。更に稲藁を敷き詰めて保温と保湿。
風邪対策と鳥の対策で発芽まで寒冷紗で覆って完成です。
後は自らが芽を出すまで待ちます。その年の気温や降水量によって発芽の時期や様子は変わりますがここは焦らずタネの持つ生命力を信じて待ちます。苗の出来に一喜一憂しても田植えを終え時間が経てば力強く成長してくれるのを分かっていれば全て受け入れることができます。ただ見守ることとちょっと手を貸してやることは必要です。この苗床の大きさで一年分の我が家のお米が収穫できます。自然農だと耕運機も無くてコメ作りができます。お米を作っていることは生きるための基本の仕事をしているので自信や安心を得られます。心のどこかにこの安心があることは自分にとってとても大切なことで地に足をつけて作品の制作ができます。半農半芸術の暮らしの実践は心と自然の融和の実践かな。
2023.4.14 庭のjuneberryの花が咲いた。
少し前は5月の連休に満開だったのにやはり早くなった気がする。
アトリエの仕事は忙しいけれど庭に出るだけで気分転換ができる。
黄砂が飛んできているらしく深呼吸はやめておいて続きの仕事をしよう。
2023.4.11 苗床づくり
今年の田んぼの仕事もいよいよ始まる。
午前中は苗床づくり、1日で作るのは大変なので今日は苗床の草刈りと表土剥がし、そして鍬で小突いて終わり。
自然農の田んぼも23年目、一年分のお米が収穫できるかどうかはこの苗床作りにかかっている。